町中の角地の計画です。 角地の建物は否応なく町の中で存在感を示します「タバコ屋の角を曲がった突き当りの・・・」とか目印になったりします。 説明の付きやすい形で町並みを形成したいと思うところです。 角なだけに2面を人の目に晒されます。 住宅設計では生活にコミットした開口部の位置、建物の輪郭、駐車場も欲しいしと、 特に比較的狭小地では外観のコントロールに苦労します。 今回はあえて崩す、かなり崩すことを念頭に角地の提案としました。 崩すと決めたとき、中途半端がいけません。 「ずれたな」にならないように、室内の状況を鑑み作為的に崩すことにします。